禁煙に向けての取り組み
近年、健康に対する国民の意識の高まりによって、現在においては様々なところで禁煙に向けての取り組みが進められています。
鉄道においては、JR・私鉄とも、普通列車においてはほぼ全車両が禁煙となっており、新幹線や特急などでも、最近では禁煙車の割合が増加してきています。
タクシーにおいては、ここ数年前から「禁煙タクシー」が登場しています。ただし、禁煙タクシーの場合、客が喫煙の意思表示をした際、なかなか断わりにくく、客が喫煙を行なってしまった後は、タバコ臭や健康によくない物質が残ることから、実際完全な「禁煙タクシー」にはなっていない――との声も上がっています。
航空機においては、現在は全日空と日本航空が国内便・国際便ともに全席禁煙としています。
学校や官公庁、病院などの公共施設では、禁煙・分煙に向けての取り組みが進められています。
また、主要な道路をにする歩行喫煙禁止条例も、千代田区をはじめ多くの自治体で施行されています。
タバコ自体にも「未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます」「たばこの煙は、あなたの周りの人、特に乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼします」などの健康警告表示が法令によって義務づけられています。
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